【ゴミ収集車の年収・給料は?稼げる?】ごみ収集員になるには?正社員はきつい?など徹底解説!

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ゴミ収集員とは?仕事内容を紹介!

「ごみ収集」という言葉は、一般的に「一般廃棄物運搬業」の方を指していることが多いですが、ごみ収集作業員は大きく二つに分かれており、「産業廃棄物運搬業」と「一般廃棄物運搬業」があります。

建築現場で出てしまったごみや、医療関系のごみなどは産業廃棄物となり、「産業廃棄物運搬業」の方が収集を行います。

また、家庭から出てしまった生ごみや資源ごみは一般廃棄物となり、「一般廃棄物運搬業」の方が収集を行います。

雇用形態は、自治体から直接雇われている公務員と、民間委託業者で雇われて働く人の二種類があります。

公務員として雇用された場合は、「清掃業務員」と呼ばれることが多いです。

近年地方では、公務員としての雇用ではなく民間委託業者での雇用が増えています。

ごみ収集作業員の業務としては、朝早くに出勤し、あらかじめ決まっているルートで各収集場所に数人で行きごみの回収・運搬を行うこと、処分場へ運搬すること、収集車の衛生管理などを行うことなどが大きくあります。

一般廃棄物運搬業

「一般廃棄物運搬業」を行っているごみ収集作業員は、正しくは「塵芥(じんかい)収集作業員」といいます。

一般廃棄物運搬業の業務は、家庭から出るごみを収集するのが主な内容となっています。

資源ごみから可燃ごみなど、幅広いごみを扱い、各ルートを回り収集します。その後、中間処理業者や最終処分業者などの処分場に搬入します。

一般的に回るルートは決まっており、毎日同じルートを回ります。

一日に平均60~100件の場所を回り、多いところでは200件以上回ることがあります。一見多いように感じられますが、単位当たりの時間が短いため時間内に回ることができます。

勤務時間は合計でおよそ5時間から6時間程度と短いです。

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産業廃棄物運搬業

産業廃棄物運搬業の業務は、会社や工場などの企業から出る産業をするうえで出てしまう廃棄物の回収が主な内容となっています。

各ルートを回り、処分場まで回るこの流れは一般廃棄物運搬業と同じですが、産業廃棄物運搬業の場合、一つ一つの労力が大きくなります。

そのため、回る件数は1件から40件と一般廃棄物運搬業と比べると少なく、回収するものによって大きく変動します。

また、一般の資源ごみや可燃ごみを集めるより、専門的な知識を必要とするごみの回収することが多いため、専門知識や、資格が求められる仕事が多くなります。

民間と公務員とでの違い

公務員の主な仕事内容としては、一般家庭や企業が排出したさまざまなごみの回収が挙げられます。

数人で1グループとなり、既定の道順に従ってごみ収集に回ります。回収が終わったら、使ったゴミ収集車を洗います。

民間の場合には、自治体に委託される場合や飲食店などの企業から依頼を受ける場合など、相手先の種類が豊富です。

勤務の時間帯ですが、回収先によって昼・夜など異なってきます。

ゴミ収集員になるには?

ごみ収集員になるには、二つの道のりがあります。一つ目は公務員となりごみ収集員になる方法と、二つ目は民間委託業者にて雇われてごみ収集員となる方法です。

民間の場合

民間でごみ収集員になるためには、民間企業が人員を募集したタイミングで応募する流れが一般的です。

資格などはなくても応募できますが、ごみ収集員は体力が必要になってくるため体力がある方がかなりの割合で雇用されます。

また、ごみ収集員は運転免許が求められる場合もあります。各企業によって、必要とするごみ収集員の用途が変わってくるためこの資格要件はまちまちです。

例えば、ごみ収集車のサイズはたいていの場合2tトラックなので、取得時期によりますが普通免許や準中型免許が必要となってきます。

しかし、民間の場合経験不問であったり年齢制限がないところがほとんどで、ごみ収集員を広く募集しているため窓口が広いと言えるでしょう。

学歴は不問とされるなどそれほど重要視されていませんが、正社員で雇用される場合学歴が高卒以上となっていることが多いです。

生涯賃金を考えると、中卒の場合には、高卒よりも給料が基本的に低くなっているので、かなりの差が生まれてきます。

公務員の場合

公務員としてごみ収集員になるためには、各自治体が実施している「公務員試験」を受けなければなりません。

「公務員試験」は、筆記試験などもありますがあくまでも最低限必要とされる学力を見るために実施されるので難易度は高くありません。

そのため、ある程度の勉強をしていれば受かることができます。

自治体によっては普通免許証を持っていることや、中型免許相当である5t以上8t以下の中型運転免許証が応募の条件であるところが多いです。

そのため、応募要項を熟読し自分が当てはまっているのかを確認する必要があります。

また、公務員は多くの志望者がいるため求人は非常に少ないです。

ゴミ収集員の年収・給料

ごみ収集員の給料は、民間と公務員とで差が大きいです。しかし、どちらも制度が違うことから民間でも公務員と同じような額を得れるようにもなります。

ゴミ収集員の年収・給料の相場

ごみ収集員の相場は、公務員の場合だと年収550万円~600万円ほどとされています。しかし、ごみ収集員は「技能労務員」といわれ「課長・部長」といった管理職は存在しないため1000万円以上の年収を目指すのは難しいです。

民間の場合だと年収300万円~350万円ほどとなっています。

公務員と比べ低いですが公務員とは違い、特別管理産業廃棄物管理責任者廃棄物処理施設技術管理者などの資格を獲得することなどにより、給料を上げることが可能です。

そのため、年収1000万円以上を目指すことも可能になっていきます。

その一方で、公務員でも民間でも働く業者や地方によっては、公務員並みの給料をもらえたり、月給14万円と低い賃金のところなどもあります。

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民間と公務員とでの給料の違い

民間と公務員とでは、大きく200万円ほど年収が違います。しかし、民間では努力次第で年収が上がっていくことは可能です。公務員として働く場合は、ゴミ収集員として地位として上がれるところが少ないため、年を追うごとに上がっていくことはあまりないです。

しかし、先ほど述べたように企業自治体によって大きく変わってきてしまうため一概に○○万円と断言することはできない面があります。

ゴミ収集員が年収を上げる方法

ごみ収集員が年収を上げるためにはいくつかの方法があります。資格を取得する方法、同じ場所で勤務し続ける方法、労働時間を長くとるなどがあります。

同じ会社で働き続ける

民間や自治体でも同じ会社で働き続けることによって、勤務年数が増え年収が高くなっていきます。また、ごみ収集員として働き続け経験を積んでいくことによってキャリアアップすることが可能になります。

入った当初の年収は低いかもしれませんが、勤務し続けて経験を積んでいくことによって年収は高くなっていきます。

運転免許など資格を取得する

運転手とサブポジションのごみを運ぶ仕事の二つに分かれています。

資格が必要となっている運転手の方は、ゴミ収集車・パッカー車などの車両を運転します。一方のサブポジションのままだと昇進が難しくなってしまいます。

そこで、準中型運転免許を所得することによって車両を運転できるようになれば、運転手として単独で動いていくことができるので収入を上げることができます。

労働時間を長くする

ごみ収集員の仕事は残業があまりなく、休みもしっかりと決まっているため労働する時間を長くすることは不可能に近く、難しいです。

しかし、休日出勤が可能な会社もあるため稼ぎたい方は休日出勤可能な場所を選びましょう。

ゴミ収集員はきつい?

休みが多いことや、作業する時間が決まっており残業がないなど良い部分もあります。しかし、ごみ収集員は体力を使うなど体力的にきつい面もあります。

収入が決して高くない

給料は、場所や年数によって高くはなりますが、地方など場所によっては給料が低い場所もあります。そのため、一概にいい給料とは言えないです。

また資格を持っていない場合も同じで、雇用されたとしてもいい給料をもらえるかはその企業次第となります。

キレイ好き過ぎると向いていないかもしれない

ごみ収集員はごみを扱い、ごみを収集する仕事です。

そのため、どうしても環境的に不衛生になってしまう部分があります。さらに収集する場所でごみが散らかってしまうことが多々あり軍手をしていても汚れてしまう場合があります。

そのため、きれい好きであったり潔癖症であると難しい面があります。

同じ作業の繰り返し

毎日決められたルートで、決められた時間に回収するため同じ流れでの仕事になります。

そのため、自分で考えて行動することは少なくなっており、同じ作業を淡々と繰り返していくことななります。

体力が求められる

ごみ収集をする場所は多く、一日に何十件何百件とごみを回収しに行かなくてはいけません。

回収場所につくたびに収集車から出て、ごみを収集車に積みます。何百袋も手で担ぎ上げなくてはいけないため体力がないといけません。

雨・雪・強風など天候が荒れると大変

どんな天候でも同じ周期で回収をしないとごみが溜まってしまうため休むことができません。

大雨が降っているときは、雨に濡れながら作業をしなくてはいけませんし、雪が降っても寒さに耐えながら作業をしなくてはいけません。

そのため、天候不良の日に作業をするとなると大変な面があります。

始業時間が早い

一般的にごみを収集する時間は午前中となっています。そのため、始業時間は朝7:30となっておりとても早いです。

始業時間がこの時間なので、起床時間はもっと早くなります。職場が離れているとより早く起きしなくてはいけなくなるので朝が苦手な人はきついでしょう。

ゴミ収集員の良いところ

ごみ収集員の負の面を前で書きましたが、人によってはそれに上回る利点があります。ごみ収集員だからこそできる働き方があります。

労働時間が長くない

これは、ごみ収集員がルーティンワークだからこそできる利点だと言えます。

ルーティンワークだからこそ開始時間であったり、回収ルートが決まってるため残業もなく短く終わらせることができます。

ごみ収集以外の、車両の清掃などの事務的な作業も少なく、会社によっては15時に帰ることができます。

土日・祝日はしっかり休暇となることが多い

会社の業務契約によりますが、その企業が家庭のごみの回収を主に行っている場合、大抵土日が休みになります。

土日が休みの場合、土日に開催されているイベントに出向いたり、家族との時間を有意義に使うことが可能になります。

そのため、多趣味の人や小さい子供などの家族がいる人などに向いている仕事でもあります。

まとめ

今回は、ごみ収集員について解説してきました。

民間と公務員とでの差が目立ちましたね。どちらも一長一短あるので、もし迷っていらしたら、どちらが自分に合っているのかよく検討してみて下さい。

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