【地場トラックドライバーはきついのか?】仕事内容から収入まで解説!

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そもそも地場配送って何?

 トラックドライバーには「長距離ドライバー」「地場ドライバー」の2種類が存在します。長距離ドライバーとはその名の通り片道300km以上の長距離を運転し、配達を行うドライバーのことです。一方で地場ドライバーは、トラックが置いてある会社や車庫を拠点とし、近場や地元を対象に配送するドライバーを指します。配送範囲は約50km~200km、業務は日帰りであることが多く、たいていが小型トラックで行われます。

そんな地場配送業界は現在、国内のEC市場拡大により多くの仕事を抱え、注目を浴びています。

今回は地場ドライバーの仕事内容、メリット・デメリット、さらにはそのお給料やどんな人が地場ドライバーに向いているのかについて解説していきます。

地場ドライバーの仕事内容

地場ドライバーは「定期便」「専属便」「フリー便」の大きく3つに分類されます。

定期便

定期便ドライバーは、基本的に毎日同じ時間に同じコースで配達します。配送先もほぼ固定されていて、一日の配達は5~10件ほどです。

定期便は荷物の積み込み時間によって「朝積」「夕積」/「夜積」の2パターンに分けられます。

まず、「朝積」について解説します。

朝積は毎朝決まった時間に出発し、朝に積み込み作業を行う点が特徴です。

およそ7時半頃に車庫を出発し、その後荷主の会社で荷物の積み込みを行います。9時半頃から配送に出発し、荷主会社に貴社するのは16時頃、車庫に戻れるのは17時頃になります。

荷物の量や交通量によって帰庫時間は多少変動しますが、朝のスタート時刻については毎朝一定です。

もう一つのパターンは「夕積」もしくは「夜積」です。

こちらは朝積とは異なり、夜に荷物の積み込み作業を行います。

一日のイメージとしては、7時半頃に車庫を出発し、そのまま配送、15時頃に荷主会社に帰社し、そこから積み込み作業を始めます。車庫に戻ってくるのはおよそ17時半頃です。

夕積もしくは夜積は、朝積+αの業務を行うことも多く、出発時間が一定ではないことが特徴です。ですが、帰庫時間についてはほぼ一定です。

専属便

専属便は特定の荷主会社の専属ドライバーとして配送を行う形態のことをいいます。定期便と同じく、専属便も朝積や夕積に分けられます。

専属便の場合、積み荷の内容や配達エリアはおおよそ定まっていますが、配送先は決まっていません。ルートも日々異なるので、毎日同じ道の運転に飽きてしまうひとは向いているかもしれません。

ちなみに、運賃は月極がほとんどなので、給料は固定給であることが多いです。

フリー便

フリー便はその名の通り、特定の荷主会社ではなく、様々な荷主会社の配送を請け負います。

定期便や専属便を行う運送会社が多忙な時期にヘルプとして配送作業を担うことが多いです。よって仕事内容としては定期便や専属便と変わりません。

しかし、ときに長距離輸送を依頼されることがあるのがフリー便の特徴です。

また、あくまでも臨時という扱いになるので給料体系が定期便や専属便とは異なる点については注意が必要です。

幹線輸送との違い

トラックドライバーと言われると、まず第一に大型トラックを想像する人が多いのではないでしょうか。このように一箇所に荷物を集め、大型トラックで一気に輸送することを幹線輸送と言います。これとは対照になるのが短距離輸送を行う地場配送です。

地場ドライバーになるメリット

ここまでは、そもそも地場配送とは何なのかについて解説してきました。ここからは、地場ドライバーになりたい人、検討している人に向けてそのメリットについて解説します。

①配送の距離が短いので当日に帰ることができる

先程も述べた通り、地場配送の特徴は配送エリアが近場であることです。また、小回りの利く小型トラックを運転することが多いので時間を短縮することも可能であり、トラックドライバーと言われて連想するような長時間拘束はありません。仕事は一日で完結し、勤務時間もサラリーマンとあまり変わらないのです。

②ライフワークバランスがとりやすい

仕事が一日完結し、拘束時間が長距離ドライバーと比べて短いことに加え、運送会社によっては日祝日が休み、また、GW年末休暇が設定されていることもあります。よって、仕事終わりの時間や休みを確保し、自分のプライベートを充実させることも可能です。

③土地勘が身につく

配送エリアが定まっているため、その土地を繰り返し走り、その土地の道に詳しくなることができます。

逆に、もうすでに土地勘がある人はその強みを生かして地場ドライバーになるのもありかもしれません。

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地場ドライバーの給料

地場ドライバーとして働くうえで気になるのが、やはりそのお給料です。ここでは、定期便、専属便、フリー便の3つを給料の面から解説します。

定期便

定期便の場合、仕事の量に関わらず固定給であることがほとんどです。閑散期においても一定の給料が見込まれます。

専属便

専属便についても定期便と同様、一般的に固定給で支払われます。ただし、配達距離や配送時間によっては賃金が加算される場合があります。

フリー便

フリー便については、ヘルプという扱いなので定期便や専属便と異なり、歩合制であることが多いようです。

給料の具体的な金額としては、仕事内容や地域によっても多少変動がありますが、おおよそ月収25万~30万ほどとなります。

地場配送はきつい?デメリットを紹介

①毎日同じ仕事

地場配送の場合、仕事開始時間と終了時間、配達エリア、配達ルートがある程度定まっていることが特徴です。よって、仕事内容が日々ほとんど変わらないため、同じ仕事を毎日続けることが苦手な人には向いていないかもしれません。

②肉体的にきつい

地場配送は一日に数件~数十件の配達を時間内に行う必要があります。

また、中には重いものを運ぶこともあるので、ある程度の体力が求められます。

地場ドライバーの声

実際に地場ドライバーとして働いている人は、ドライバーという仕事についてどのように感じているのでしょうか。ここでは、地場ドライバーたちの口コミを見ていきます。

「長距離ドライバーは高収入だが体力的にきつい。地場ドライバーは収入は低いが時間を確保できる。」

「地場ドライバーも、思いの外体力的にきつかった。」

「ドライバーに転職してから17時には帰宅できるようになった。」

「慣れてくると体力的にも時間的にも余裕が生まれ、家族との時間を大切にできた。」

このように、地場ドライバーに対する評価が様々ですが、概ね「時間を確保できる」という意見が多いようです。

ドライバーを検討している人は、ドライバーの形態ごとの特性を理解して自分にあった形態を見つける必要がありそうです。

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地場ドライバーにはどんな人が向いている?

これまで、地場ドライバーの仕事内容や給料、メリットデメリットについて述べてきました。では、地場ドライバーにはどんな人が向いているでしょうか。

まず、家の近くや地元で働きたい人に向いています。「地場=地元」ですので地場配送の仕事は近場で完結します。よって仕事で遠くまで行きたくない人、地元を運転することが好きな人には最適な仕事です。

それから、給料とプライベートのバランスを重視する人には地場ドライバーが向いています。長距離ドライバーの場合、給料は高くなりますが、その分拘束時間も増える傾向にあります。一方で地場ドライバーの場合、安定した給料をもらいつつ、自分の時間や家族との時間を確保することが可能です。

地場ドライバーになるために必要なスキル

地場配送はトラックで行われるので、トラックの車両の大きさに応じて必要な免許が異なります。具体的には準中型免許中型免許大型免許が求められることがあります。

また、運ぶ荷物によっては、より専門的なフォークリフト免許などが必要になることもあります。

求人に応募する際に確認し、自分に合った求人を探しましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

「トラックドライバー」というと長時間拘束される、肉体的にきつい、というイメージが強いかもしれませんが、実際はそうではありません。地場ドライバーであれば私生活を大切にしつつ、楽しく仕事をすることが可能です。

ネット通販の普及などによって、現在ドライバーの需要は高まっています。今後もドライバーの仕事は増え続けていきます。

転職を考えている人は、地場ドライバーも検討してみてはいかがでしょうか。

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