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トラックは乗用車よりもサイズが大きいので、その分死角は大きくなってきます。
この死角を小さくするために使われるのがミラーです。トラックのミラーの数は乗用車より多くなっています。
今回はこの「ミラー」に関して調節方法や死角などを紹介します!
3種類のサイドミラーとその調節方法
トラックの車高は高いので、前の方はよく見えるのですがその反面足元や運転席と逆側、後ろ側は視界が悪くなっています。
そこで活躍するのがサイドミラーです。1種類ずつ見ていきましょう。
サイドミラー
サイドミラーは、縦に2つ続きになっているミラーの上の方のミラーのことで、別名で「リアビューミラー」とも呼ばれます。
サイドミラーを使うことで、トラックの横側から後ろの方にかけて見ることが可能となっています。これにより、カーブする時の巻き込みや後輪の脱輪などを確認してを防ぐことができます。
サイドアンダーミラー
一方で、サイドミラーの下のミラーがサイドアンダーミラーです。
トラックの助手席側の側面や下側は、運転席からはかなり見にくくなっていて、小さめの車だと見えないこともあるのです。ここでサイドアンダーミラーが活躍してきます。
広角ミラーが採用されているサイドアンダーミラーにより、左折時に生じる死角や巻き込みを防ぐことができるのです。
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アンダーミラー
アンダーミラーは、3つのミラーの中で最も内側にあり、ほとんど丸い形状をしているミラーのことです。
大型トラックはその足元の視界が悪くなっていますが、アンダーミラーはそこの欠点である死角を補ってくれます。
死角が無くなることにより、発車するときの巻き込みを防いでくれます。
3つのミラーの調節方法
サイドミラー・サイドアンダーミラー・アンダーミラーがどのように役立つのか分かったところで、続いてその調節方法について見ていきましょう!
サイドミラー
サイドミラーですが、右側の運転席と左側の助手席とで調整方法が変わってきます。
運転席から荷台の車高灯がサイドミラーに入るくらいが良いとされています。それをもとにすると、以下のように調節するのが良いとされます。
まず右の運転席の方についてですが、左右はトラックの車体の20~25%ほどがミラーに収まるように調整します。
また上下は地面の25~30%ほどがミラーに収まるように調整します。
次に左の助手席の方についてですが、左右はトラックの車体の25%ほどがミラーに収まるように調整します。
また上下は地面の50~60%ほどがミラーに収まるように調整します。
なお調整するときですが、できるなら2人でやるのが良いでしょう。というのも、調節にはどう見えるかを確認する人とミラーを動かして調節する人の2人がいると作業がスムーズにおこなえるからです。
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サイドアンダーミラー
続いてのサイドアンダーミラーは巻き込みを防ぐためのミラーなので、トラック助手席の下と助手席側の道路が見えることが良いとされます。
なので、後輪がサイドアンダーミラーに入るように調整しましょう。
アンダーミラー
最後にアンダーミラーですが、その役割は見えにくいトラックの足元を確認することです。
なので、そこの部分がアンダーミラーに入り込むように調節しましょう。
さらにサイドアンダーミラーで見える部分と間が空かないように注意しましょう。
そのほかに気を付けるべきこと
ここまでで、サイドミラー・サイドアンダーミラー・アンダーミラーの3つのミラーについて見てきましたが、これらの他にも気を付けることがあるので見ていきましょう。
バックショットミラーを使って距離感を把握する
サイドミラーを補助するミラーで、「ハイウェイミラー」や「クルージングミラー」とも呼ばれます。
広角レンズが使われており、後ろの方が大変見やすくなっています。
このバックショットミラーを使うことにより、高速道路での合流がしやすくなったり、バックなどのときに距離感がわかりやすくなるのでおすすめです。
ミラーを使っても存在する死角への対処
トラックの車体の仕組みを考えると、助手席側や後ろの方などどうやっても避けられない死角があります。
そこの避けられない死角に関しては十分な注意を払うことが大切です。
たとえば左折をするときには、周囲の車にできるかぎり早い段階でその合図を伝える。バックをするときには、一旦降車して後ろの様子をうかがうなど丁寧な運転を心がけましょう。
駐車するときはミラーを折りたたむ
トラックのミラーはトラック本体からかなりはみ出した状態なので、折りたたまないでおくと、電柱や塀などにぶつかってしまい壊れてしまうことなどに繋がってしまいます。
それゆえ、トラックを停めるときにはミラーを折りたたむようにしましょう。
まとめ
今回は、サイドミラー・サイドアンダーミラー・アンダーミラーといったサイドミラーの種類・特徴やその調節方法などについて解説していきました。
トラックはそのサイズが大きければ大きいほど、死角も大きくなってしまいます。死角が大きいと周囲の状況がわからないので、巻き込み事故などに繋がってしまいます。