【普通自動車免許取得】までの期間は?仮免から本免までの流れや守るべき期限などまで解説!

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長期休みなどで合宿や通学で取得することが多い自動車免許。なんとなくの期間は知っているけど、免許取得までの具体的な期間や流れなどはあまり詳しく知っている方は多くはないのでは?

今回は、そんな自動車免許の取得までの期間や守るべき期限について徹底的に解説していきます!

これから運転免許を取る予定の方は必見です!

自動車学校(車校)で免許を獲得するまでの流れ

まずは大枠である運転免許の取得までの流れを確認していきましょう。

①自動車学校・教習所に申し込みを入れる
②入校に関する手続きとオリエンテーション
③適性検査(視力・聴力・色彩判別能力・運動能力・アンケート形式の運転適性検査等)
④第1段階=学科教習(10時限)と敷地内コースでの技能教習(AT12時限/MT15時限)
⑤修了検定(敷地内コースでの基本的な運転技術の試験。70/100点以上が合否ライン)
⑥仮免学科試験(50点満点中45点以上で合格)
⑦第2段階=学科教習(16時限)と敷地外での路上中心の技能教習(AT・MTとも19時限)
⑧卒業検定(自動車学校での最後の技能試験。路上において70/100点以上が合否ライン)
⑨免許センターでの本免学科試験(100点満点中90点以上で合格)
⑩免許取得

以上が免許取得までの過程となっていますが、これだけでは説明が不十分なので、ひとつずつ解説していきます。

③適性検査って何?

運転免許を所持して自動車を扱うには、視力や聴力、運動能力などといった身体能力が一定の水準を満たすことが求められます。そこでこれらの能力を確認するのが「適性検査」です。

適性検査にはさらにアンケートを用いて性格を診断するものもあります。

視力

運転免許の種類によって基準は異なってきますが、普通免許の場合には以下の通りとなっています。

左右両方の目で0.7以上なおかつそれぞれの眼が0.3以上である。もしくは、片方が0.3未満か見えない場合には、もう片方の視力が0.7以上で視野が左右150°以上です。

聴力

10m離れた状態で90dBの警音器の音が左右の耳で聞こえなければいけません。この検査は補聴器の使用が認められています。

アンケート|警察庁方式K型・OD式安全テスト

アンケートでは、運転に関する自分の性格を分析していきます。これは、自分の長所や短所を知ることで、安全運転をする上で自分が注意するべきところを明らかにすることを目的としています。

アンケートには、「警察庁方式K型」か「OD式安全テスト」のどちらかが使われます。

警察庁方式運転適性検査K型では、項目別のマークシートテストと読み上げられた質問に対して、はいといいえの2択で回答していく心理テストによって適性を見ていきます。

OD式安全テストでは、4つの項目から運転に対する適性を見ていきます。

④第1段階

学科教習と技能講習に分かれています。

学科教習は10時限でおこない、法律についてのみならず、運転マナーに関することも学習していきます。

技能講習では、次の修了検定で試される基本的な運転ができるようになるために、ATで12時限・MTで15時限教習をおこないます。

技能講習は教習所内でおこなわれ、助手席に教官が乗って自分の運転の補助をしてくれるため、危険な状況になることはまずないです。

⑤修了検定

続いて、修了検定について解説していきます。

修了検定は技能試験であり、運転の基本的な技術が十分に身に付いているかを確認します。

試験の内容は、教教官の指示に従い、教習所のテストコースを走行していくことです。減点方式で、70/100を取れば合格となります。

確認される主な運転技術としては、坂道発進・指定された速度での走行・S字やクランクでの運転などがあります。

⑥仮免学科試験

学科試験では、第1段階の学科教習で教わったことが〇✖の2択で問われます。

内容としては、交通に関係する法律やマナーといったものが問題として出されます。30分間で45/50正解できれば合格です。

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⑦第2段階

第1段階のように、学科教習・技能教習をおこなっていきます。

第2段階の学科教習では、16時限で安全運転のための知識と応急処置を学習します。

技能講習は19時限で、ここから路上教習が始まります。路上教習とは別で、シミュレーターを用いた訓練をおこなうところもあります。

⑧卒業検定

卒業検定ですが、おこなわれる場所は実際の路上と教習所内のコースと2か所あります。

減点方式で修了検定と同じく、70/100あれば合格となります。指示違反や信号無視をしてしまうと減点では済まされず、即刻試験中止となってしまいます。

⑨本免試験

卒業検定を終えるとついに本免試験です。ここでは、学科試験が課されます。

内容としては、〇✖2択の問題が90個、危険予測問題が1問2点5個出題されます。50分で合格点は90点以上です。

免許を取得するするまでにかかる期間は?

取得までの流れはわかりましたが、その期間はどのくらいなのでしょか?種類ごとに見ていきましょう。

通学

教習所へと通うことで免許を取得する通学ですが、取得までどのくらいの期間が必要なのでしょうか?

AT車の場合ですが、学科教習が第1段階の10時限と第2段階の16時限の合計26時限以上、技能講習が第1段階の12時限と第2段階の19時限の合計31時限以上必要となっています。

この教習を終わらせる期間は、通学の場合人によって異なります。自分の好きな時間、都合の良い時間に教習所にいくので、一般的に早い人では1ヵ月かなり遅くて10カ月かかった人もいるそうです。

通学|短期集中

合宿ではなく通学の場合に、最短でどのくらいの期間で免許を取得できるのでしょうか?

前提として、学科教習は一日にいくらでも講習が受けられる一方で、技能講習は第1段階では一日最大2時限、第2段階では一日最大3時限受けられます。

これと、先ほど紹介した必要な教習を基に計算をすると、第1段階で6日、第2段階で7日、さらに仮免試験と卒業試験が1日かかるので、最短で13日という結果になります。

現実的には、このように教習を受けることは予約の関係などもあり難しいです。

免許合宿

先ほどの通いの短期集中で約2週間で取るよりも、泊まり込みで合宿の2週間の方が現実的です。

合宿での免許取得までの期間は非常に短いので、必要な教習が少ないのかと思うかもしれませんが、通学も合宿もそこは同じです。

これは合宿では最短で免許が取れるように、スケジュール調整がおこなわれているからです。通学でも不可能ではありませんが、スケジュール調整は自分でおこなわなければならないです。

合宿の期間は事前に決まっていますが、その期間を終えれば自動的に免許が必ず取れるというわけではありません。必要とされる過程やり切ることができなければ、延期となり、その分追加で費用がかかってしまいます

一発試験

全く聞きなじみがない方もいるかもしれせんが、通学や合宿以外にも一発試験という一日で免許が取れてしまう試験もあります。

時間を短縮できるのみならず、すぐに免許センターで試験が受けられるので費用も節約できるのです。

これは、運転の経験が全くない人が受けても簡単に受かる試験ではなく、ほとんどが免許証を失くしてしまった人、免許の更新をし損ねた人などの既に運転の経験がある人が受ける試験です。

免許取得までの費用

免許取得にかかる費用については、こちらの教習所の費用を安く抑えることについて書いた記事を参考にしてください!

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知らぬ間に不合格?わかっておくべき期限について

教習所への通学は自分の都合の良い日程に行けることが魅力のひとつですが、延々と期間を延ばせるわけではありません。そこで、教習所に関する「期限」について紹介していきます。

教習の有効期限・・・・・・・9ヶ月

法律上、教習所や自動車学校の期限は初めて学科教習を受けた日から9ヵ月以内です。入校手続きの日からではありません。この9ヵ月の間に、全課程を修了しなければならないのです。

なかなか予定が合わなかったり、めったにありませんが忘れてしまっていたりしてこの期限を過ぎることがないようにしましょう。

仮免学科試験の有効期限・・・3ヶ月

先ほど免許取得までの流れ⑥で紹介した仮免試験ですが、受験期限は⑤修了検定合格から3ヵ月となっています。

もし3カ月を過ぎてしまった場合には、もう一度修了検定を受験しなおさなくてはなりません。

再受験を避けるためにも計画をしっかり立てて対処していきましょう。

仮運転免許証の有効期限・・・6ヶ月

⑤修了検定と⑥仮免試験に合格すると、はれて仮免許証がもらえます。これにも期限があり、6ヵ月となっています。

6カ月の間に、⑦第2段階⑧卒業試験⑨本免試験を受け終えて合格しなければいけません。

なお6カ月の開始ですが、仮免試験の合格日ではなく、仮免許証が発行されてから6カ月です。

卒業検定の有効期限・・・・・3ヶ月

⑦の第2段階の技能講習の最終回には、「みきわめ」と呼ばれる運転が満足いくものか試される試験があります。

その試験に合格してから3ヵ月以内に卒業検定を受けなければいけません。先ほど説明した教習所の期限9カ月を過ぎてしまったとしても、「みきわめ」から3ヵ月以内なら卒業検定を受けることができます。

卒業証明書の有効期限・・・・1年

卒業試験に合格したら、卒業証明書がもらえます。

この卒業証明書は本試験を受けるときに求められ、その期限は合格日からかぞえて1年間です。

こんなに期限が長いですが、早めに取ろうと思えば、卒業証明書発行の翌日に本試験を受けられます。

期限が超過してしまった

私人間の問題ではなく、法律で決められている期限なので過ぎてしまったらどうしようもありません。一度例外を作ってしまうと、自分も自分もと主張する人が続出してしまうので、例外はありません。

仮免学科試験に合格しても、一番最後の卒業試験であっても期限が過ぎてしまえばすべてが無駄になってしまいます。

振り込み済みの料金は戻ってこない

さらに、もうすでに振り込んでしまった料金は戻ってきません。お金を払うことで必ず免許がもらえるわけではないので、期限切れで結局免許が取れなくなったとしてもどうしようもないのです。

ただ望みは薄いですが教習所によっては、免許取得までにかかる費用全部が全部無駄になるわけではなく、まだ受けていない講習や試験の分のお金関しては返してもらえる可能性もゼロではありません。

まとめ

今回は運転免許を取得するまでの期間や費用、守るべき期限などを解説してきました。

これから運転免許を取得する予定のある方のお役に立てれば幸いです。

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