この記事の結論
【地場トラックドライバーはきついのか?】仕事内容から収入まで紹介!について調べている人は、仕事内容のイメージだけでなく、実際の求人条件まで確認することが大切です。ドライバー職は同じ職種名でも、配送距離、荷物の重さ、積み下ろし方法、勤務時間、必要免許、給与の内訳によって働きやすさが大きく変わります。
特に2024年4月以降は、トラック運転者の時間外労働上限や改善基準告示がより重視されています。高収入だけで選ぶのではなく、休息期間、拘束時間、荷待ち、教育体制、安全管理まで含めて比較すると、入社後のミスマッチを減らせます。
- 求人票では、月給総額ではなく基本給・固定残業代・手当・賞与を分けて見る
- 車種名だけで判断せず、配送件数、走行距離、手積み比率、待機時間を確認する
- 免許区分は取得時期で運転範囲が変わるため、必要免許と実際の車両をセットで見る
- 未経験者は、同乗研修、事故時対応、資格取得支援、相談しやすい配車体制を優先する
そもそも地場配送って何?

あまり聞きなじみがない方もいるかもしれせんが、そもそも「地場」とはその土地や地域を指す言葉で、具体的な数値で表すと出発地点からおよそ50~200kmほどまでのことを指します。
つまり配送距離が短いので、基本的にその日のうちに仕事を終わらせることが可能となっています。
使われる車両は主に2tトラックなどの小型トラックやタンクローリーで、地場配送の種類としては3種類あり、定期便・専属便・フリー便があります。
地場配送の仕事内容
先ほども少し触れましたが、地場配送の仕事内容には、定期便、専属便、フリー便の3種類があります。
以下ひとつずつ見ていきましょう。
定期便
まずは定期便について説明します。
定期便の仕事内容ですが、毎日決まった時間に、決まった道を通り、決まった届け先に向かいます。つまり、ルーティンワークとなっています。
この定期便には2種類あり、朝積と夕積・夜積があります。
定期便|朝積
朝積は会社によって異なりますが、朝の7時30分などあらかじめ決まっている時間に車庫を出発します。
そして5~10件ほどの配達をおこなって終わり次第帰庫する流れとなっております。
この帰庫できる時間ですが、渋滞などの交通状況や事故などの諸事情により遅くなったり早くなったりします。
定期便|夕積・夜積
この夕積・夜積ですが、基本的に先ほどの朝積の後におこなわれます。
この作業が行われる背景ですが、翌日の届け先に至るまでに距離や時間がかかってしまうことがあります。
そこで前日から荷役作業をおこなっておくことで、その分翌日の早い時間に配送へ向かうことができるのです。
帰庫が大体決まっている点は朝積と同じですが、出発時間が定まっていないところが、朝積との違いです。
専属便
専属便ですが、その名の通り特定の荷主会社に専属の運転手として配達などの仕事をこなしていきます。
それゆえ個々の配送先は毎回異なってきますが、荷物の中身や配送を担当する地区などは変わらないことが大半なので、仕事が身に付きやすいです。
専属便にも2種類、朝積と夕積があります。
給与形態は、一般的には固定給ですが、配送距離や時間などの条件によっては固定給に加えて給料が支払われます。
フリー便
フリー便は、専属便とは対照的に、さまざまな荷主会社から自由に仕事をうけるものです。
よく見るフリー便の使い方としては、企業が非常に忙しい時期に外部から助けを呼ぶかたちが多いです。
会社によってまちまちですが、地場配送のみならず長距離の配送をおこなわなくてはならないこともあります。
フリー便として活躍していきたい場合には、どんな荷物や配送距離が課されたとしても、引き受けてその場その場の対応ができるとよいでしょう。
地場配送のメリット

地場配送にはさまざまなメリットがありますが、その中でも特に長距離配送の場合と照らし合わせてみたときのメリットを見ていきましょう。
配送の距離が短いので当日に帰りやすい
地場配送は、近場で配達をおこなう短距離輸送のため日帰り業務が可能です。
また運転するトラックは2トントラックなどの小さめの車両なので、自由に動くことができ、配送にかかる時間を短くすることができます。
それゆえ、トラック運転手の問題ともいえる長い時間の拘束がありません。時には一般的なサラリーマンの勤務時間とあまり大差ないほどです。
ライフワークバランスがとりやすい
地場配送であれば時間の余裕があります。そのため、自分の時間、家族の時間を設けやすいです。
先ほども述べたように、地場配送は仕事自体が1日のうちに終わることが多いです。またいくらかの残業がありますが、勤務時間自体はほとんど同じであり、変動が少ないです。
そのほかに、運送会社によっては日曜祝日が休み、GWおよび夏期・年末休暇が設けられているなど、他のトラック運転手と比べて休みが多く設けられているのも地場配送の利点です。
そのほかのメリットとしては、近隣での配送がメインのためそこのルートに詳しくなることや、運転のスキルが磨かれることなどがあります。
地場配送はきつい?デメリットを紹介

地場配送では配達件数が多くなっているので、時間内に配達を終わらせなければ仕事が延長することになり長時間労働になってしまう場合があります。
また、手作業で荷物を積み降ろす作業が含まれているため、ある程度の体力は必要となります。
地場配送の給料・年収

給料に関してですが最初に紹介した職種によって給与が異なります。
定期便、専属便の多くは固定給であるため、仕事の量に関係なく、収入が安定しやすいです。
年収の相場は、およそ380万円前後の金額がほとんどです。
単純に月収にすると、およそ30万円弱といったところでしょうか。
フリー便に関しては少し異なり、配送距離や荷物の数量などで変動する歩合給の場合が多いようです。
数字で見るとフリー便は一般的に総支給額が平均で25万円前後となっています。
その他にも、会社の規模や地方によっても変わることがあります。
まとめ
応募前に確認したい質問
面接や問い合わせでは、「1日の配送件数」「平均走行距離」「手積みの有無」「荷待ち時間」「休息期間」「繁忙期の残業」「同乗研修の期間」を確認しましょう。条件を具体的に聞くほど、求人票だけでは分からない働き方が見えてきます。
今すぐ転職しない場合でも、近隣求人の給与・休日・勤務時間を見ておくと、自分の市場価値や現在の職場条件を判断しやすくなります。
