この記事の結論
【トラック運転手に多い病気・職業病】とその対策についても解説!腰痛・歯周病になりやすい?について調べている人は、仕事内容のイメージだけでなく、実際の求人条件まで確認することが大切です。ドライバー職は同じ職種名でも、配送距離、荷物の重さ、積み下ろし方法、勤務時間、必要免許、給与の内訳によって働きやすさが大きく変わります。
特に2024年4月以降は、トラック運転者の時間外労働上限や改善基準告示がより重視されています。高収入だけで選ぶのではなく、休息期間、拘束時間、荷待ち、教育体制、安全管理まで含めて比較すると、入社後のミスマッチを減らせます。
- 求人票では、月給総額ではなく基本給・固定残業代・手当・賞与を分けて見る
- 車種名だけで判断せず、配送件数、走行距離、手積み比率、待機時間を確認する
- 免許区分は取得時期で運転範囲が変わるため、必要免許と実際の車両をセットで見る
- 未経験者は、同乗研修、事故時対応、資格取得支援、相談しやすい配車体制を優先する
トラック運転手は、その業務上仕方なくなってしまう、いわゆる職業病というものがあります。
今回は、トラック運転手の職業病とその原因、対策について詳しく解説していきます。
トラック運転手の一日

トラック運転手の主な仕事は、荷物を配送することですが、それだけには留まりません。集荷や積荷・荷下ろしから荷物の梱包、伝票作成など様々です。運送業者によって扱う仕事は変わってきますが、近年はオールマイティにできるトラック運転手が重宝されています。
扱うトラックのサイズは、大中小と多く、さらにはトレーラーなども存在します。
小型トラック運転手は、 小口貨物を主として加えてルート配送といった近距離での仕事が中心です。
中型トラック運転手は、一番使用される機会が多く、長距離の仕事から引っ越し、さらには建築業までもカバーしています。
大型トラック運転手は、基本的に配送距離が長距離のことが多いです。
人材不足にもかかわらず、物流が増加している現代日本社会には、トラック運転手は必要不可欠です。日本社会に直接貢献していると言っても全く過言ではありません。
トラック運転手がかかりやすい病気

それでは、トラックドライバーがかかりやすい病気を具体的に紹介していきます!
腰痛
小型トラックから大型トラック、また短距離から長距離にかかわらず、トラック運転手がなってしまいがちなのが、腰痛です。症状の重さは、軽度なものからヘルニアと言った重度のものまであります。
原因は主に2点あり、まず運転中に常に座り続けていて腰に負担がかかってしまうことがあります。
さらには、積荷や荷下ろしなど大量の荷物を運ぶ際に、腰に負荷がかかってしまっていることです。
生活習慣病
トラックドライバーは生活習慣病にかかりやすい環境に置かれています。生活習慣病とは、具体的に脳卒中や糖尿病、心臓病があります。
特に長距離配送では、すぐ食べられるものを選んだ結果として栄養バランスが乱れたり、夜勤で睡眠時間が不規則にとなってしまいます。
さらには、喫煙や飲酒、運動不足などの生活習慣の乱れによっても引き起こされます。
虫歯・歯周病
力仕事で歯を食いしばる機会が少なくないことも原因として挙げられますが、拘束時間が長かったり不規則なスケジュールなので、歯医者に行く時間の余裕がないことが一番の原因と言われています。
歯がないと、噛み合わせが悪くなったり、食べ物をよく噛まずに飲み込んでしまうことにつながるため、消化器官に負担がかかってしまいます。
歯を失わないよう、日頃の歯磨きのみならず、期間を決めて歯の定期検診に行くなどメンテナンスを怠らないようにしましょう。
睡眠
トラック運転手は、生活リズムが乱れることが多く、睡眠に問題を抱えるケースが多発しています。
特に長距離配送の業務では、拘束時間が長く、生活習慣が乱れやすく睡眠不足に陥りやすくなっており、さらには深夜の勤務がある場合には日が差して明るい日中に睡眠をとらなければならないので、質も悪くなってしまいがちです。
睡眠が十分に足りていなければ、集中力や効率が著しく低下してしまうので、運転などのちょっとしたミスが大事故を引き起こしてしまうかもしれません。安全運転のためにも睡眠は非常に大切です。

高血圧
先ほどに説明したような食生活の乱れによる塩分の過剰摂取や、運動不足による肥満などが原因とされています。
我々のすぐそばに潜んでいる病気の一つで、高血圧症が原因で、心疾患や脳卒中はなどが引き起こされやすくなっています。
エコノミー症候群
長時間にわたって同じ姿勢での車の運転や飛行機・列車での移動などの、長い時間同じ体勢をキープしていると場、エコノミー症候群になる確率が上がります。
トラック運転手は、長い距離を長い時間にわたって運転を行うため、エコノミー症候群にかかりやすいと言われています。
主な症状としては、足のむくみや痛み・胸痛・動悸息切れといったものがあり、最悪死に至る場合もあります。
痔
人口の1/3に症状がみられる痔ですが、トラックドライバーも例外ではありません。
原因の一つとして、立つ・座るなどの体勢をずっと同じままにしておくことや良くない運転姿勢が挙げられます。血流の悪化を招き、いぼ痔などにもつながります。
日焼け
仕事を行う場所が社内で屋内だからと言って日焼けに悩まされないわけではありません。トラックドライバーは実はかなり日差しを浴びているのです。
紫外線によって顔や特に目はダメージを負ってしまいます。

職業病にならないためには
ここまで、職業病を挙げてきましたがそれに対する対策について紹介していきたいと思います。
運転するときの姿勢を見直す
特に腰痛や痔の対策としては、運転をしている際の姿勢の改善が良いでしょう。シートの奥深くに腰を置き、背筋を伸ばせるような姿勢を意識しましょう。
リクライニングの角度は、90~100度だと望ましいです。またシートの位置は、アクセルやブレーキに足を付けた際に、足全体が伸び切った状態にならない程度の位置が良いとされています。
仕事前後などのストレッチ
ストレッチの効果として、腰痛などの予防が挙げられます。
同じ姿勢を常にキープしたりや荷積・荷降ろしといった大量の荷物を運ぶ際に、身体をいきなり動かしてしまうと、腰を痛めてしまいかねません。
休憩時間や赤信号での停車時、待機中にストレッチのチャンスを見つけて、なるべく多く行うようにしましょう。背伸びや肩を回したり、屈伸はすぐに行うことができます。

食事と睡眠を改善
まず睡眠に関してですが、トラックの車内を変えても良い場合には、遮光カーテンや毛布、枕など睡眠の質を工夫して上げられるだけ上げましょう。さらに、お酒や睡眠時のコーヒーなどでのカフェイン、たばこは睡眠の七を低下させてしまいかねないので、極力控えるようにしましょう。
一方食事については、栄養の偏った食事を避けることが重要です。栄養バランスに十二分に気を使い、ゆっくりと栄養の高い食べ物を食べるように心がけましょう。
日焼け止め・サングラス
サングラスの装着やクリームなどの使用で、日焼け止めは予防できます。
紫外線は自覚症状として気づくことは難しく、知らぬ間に被害を受けてしまっていることが多いです。
応募前に確認したい質問
面接や問い合わせでは、「1日の配送件数」「平均走行距離」「手積みの有無」「荷待ち時間」「休息期間」「繁忙期の残業」「同乗研修の期間」を確認しましょう。条件を具体的に聞くほど、求人票だけでは分からない働き方が見えてきます。
今すぐ転職しない場合でも、近隣求人の給与・休日・勤務時間を見ておくと、自分の市場価値や現在の職場条件を判断しやすくなります。
