【4tトラックの中型免許はどう取得する?】サイズ・寸法や費用、難易度も解説!

4tトラックを運転できる中型免許は、トラックの運転などの仕事、さらには大型免許の前段階として活躍してくれます。

今回はそんな4tトラックの中型免許の取得方法、取得条件、取得までの費用のほかに、普通免許でも運転できる場合など多岐にわたって解説していきます!

そもそも4tトラックとは?

4tトラックとは、いわゆる中型トラックと呼ばれるものです。中型トラックの定義は、最大搭載量5t未満、車両総重量8t未満です。大・中・小と多様なサイズのあるトラックの中で、一番汎用性が高いのがこの4tトラックです。

大型に比べれば少なくなりますが、多くの荷物を運ぶことが可能で、かつ住宅街でも走行できるサイズなので、運送業者のみならず建築・食品業界など、いろいろな領域で活躍しています。

5種類の4tトラック|標準ボディ・ロングボディ・ワイドボディなど

4tトラックと一括りに表現しますが、実は4tトラックの中にも5種類あるのです。以下5種類の4tトラックとその大きさを見ていきましょう。単位はmm

標準ボディ

車両・・・全長7600✖全幅2200✖全高2680
荷台・・・長さ6200✖ 幅2130✖ 高さ400

ロングボディ

車両・・・全長8600✖全幅2200✖全高2680
荷台・・・長さ7200✖ 幅2130✖ 高さ400

スーパーロングボディ

車両・・・全長9600✖全幅2200✖全高2680
荷台・・・長さ8200✖ 幅2130 ✖ 高さ400

ワイドボディ

車両・・・全長8600✖全幅2490✖全高2680
荷台・・・長さ6200✖ 幅2340✖ 高さ400

ショートボディ

車両・・・全長6140✖全幅2170✖全高4350
荷台・・・長さ4350✖ 幅2040✖ 高さ400

普通免許の取得時期によっては中型を運転できる?

4tトラックを運転するのに、現行の法律では普通免許では不可能です。しかし、過去に2度の道交法の改正があり、時期によっては普通免許でも4tトラックを運転できる場合があります。以下見ていきましょう。

~平成19(2007)年6月1日

車両総重量 8t未満
最大積載量 5t未満
乗車定員 10人以下

これは、現在の4tトラックまでは、運転できることになります。

平成19(2007)年6月1日~平成29(2017)年3月11日

車両総重量 5t未満
最大積載量 3t未満
乗車定員 10人以下

これは、現在の2tトラックまでは、運転できることになります。

平成29(2017)年3月12日~

車両総重量 3.5t未満
最大積載量 2t未満
乗車定員 10人以下

これは、現在の1tトラックまでは、運転できることになります。

中型免許を取得するための条件

中型免許にはいくつか取得条件があるので、条件をクリアしているか見ていきましょう。

免許

中型免許の取得には、事前に3つの免許うち、どれかを所持している必要があります。

まず、「普通免許」もしくは「大型特殊免許」を所持しており、免許取得から2年以上の経過が必要です。ただ、免許停止期間は除いて2年が必要となっております。

また、「中型8トン限定免許」です。このケースは、限定解除試験の受験で、中型免許を取得できます。

年齢

満20歳以上

身体

視力・・・・・両眼視力が0.8以上、片眼の視力が0.5以上(矯正可)。深視力検査の誤差が平均2㎝以下。

色彩識別・・・交通信号機の3色である赤色・青色・黄色の識別が可能。

聴力・・・・・10m離れて90dbの警音が聞こえる。(補聴器使用可)

運動能力・・・自動車の運転に障害を及ぼす身体障害がないこと。

中型免許はどうやって取得する?

先ほど説明した適性検査を突破していたら、いよいよ中型免許取得に取り掛かりましょう。

教習所に通う場合

まず教習所に入校して講習を受けます。教習所次第では、中型免許に対応していない場合もあるため、事前に必ず確認しましょう。

教習所に入校したら、適性検査を受けます。ただし中型は、普通免許より視力などの適性検査の水準が高いです。普通免許と同じではないので、条件をクリアできずに入校不可となってしまうケースに注意しましょう。

適性検査の次は、教習所で講習を受けます。中型では、学科講習は免除になっていることがあり、基本的に技能講習を主に受講します。技能講習では、教習所内で中型車を運転して、具体的な運転の方法を学んでいきます。

既定の時間講習を受けたら、続いて技能検定で仮免許の取得です。仮免取得後は、実際に路上での技能講習を受け、卒業検定の合格に励みます。卒業検定に合格できれば、運転免許試験場で適性検査と中型免許の取得申請をします。

教習所で合宿する場合

よく知られているのは普通免許の合宿教習ですが、中型免許でも合宿で取得を目指せます。短期集中で、効率的に中型免許を取得できます。すぐに中型免許が必要な方に特におすすめです。

一発試験を受ける場合

教習所に通わずに試験場で一発での合格も可能となっています。

しかし中型車は、普通車よりも高度な技術が必要なため、運転技術に自信があればおすすめしますが、教習なしでの合格は決して容易ではありません。 基本的には、過去に試験に合格した経験があり、免許を失効した人向けのシステムとなっています。

中型免許を取るまでの費用

中型免許の取得にはどれほどの費用がかかるのでしょうか?取得方法別の料金を見ていきましょう。

教習所に通う場合

教習所に通う場合は、合宿や一発試験と比べてもっとも料金が高く、合計でおよそ17~18万円ほどが料金の相場となっています。

教習所で合宿する場合

合宿の場合は、およそ15万円ほどと割安となっています。たいていの場合、通学免許より合宿免許の方が費用を節約しやすいです。

一発試験を受ける場合

教習所に通わずに一発で試験に合格できれば、費用をかなり省くことができます。一発試験では、受験料が4,100円、試験車使用料2,500円、免許証交付料2,050円なので、合計で1万円をこえないので、かなり割安となっています。

ただ、試験場での技能試験は合格率が決して高くなく、たいてい2~3回は試験を受ける方が多いです。試験を受ければ受けるほど、費用がかさんでしまうので、ほかの方法より金銭的に損をしてしまうケースもあるので気を付けましょう。

当然中型免許の取得には、地域によって費用の相場は異なります。金銭面のみならず、時間や難易度も考えたうえで、中型免許の取得をしましょう。

準中型免許との違いは?

準中型免許は、平成29年3/12の道路交通法の改正によって生まれた免許です。

準中型免許は、普通免許と中型免許の中間に区分され、今までは中型免許が必要だった3tトラックを運転が可能になりました。

準中型免許制定の背景には、人材不足が目下問題となっている運送業界が強く要望していたようです。2t、3tトラックならば、18歳からでも仕事に従事できるようになりました。

中型免許の取得は難しい?難易度を紹介

中型免許の試験は、学科試験と実技試験の2種類あります。それぞれひとつずつ見ていきましょう。

筆記試験

試験は、第1段階から第2段階までの教習内容で、また仮免の筆記試験で出題された範囲もあります。

構成は1問1点の文章問題90問、1問2点の危険予測問題で、100点満点です。文章問題は仮免と同じような

内容となっています。

試験時間は50分でマークシート式です。筆記試験の合格基準は90点です。

実技試験

実技試験は、助手席に教官を載せて実際に路上を走り、その後教習所内で方向転換や縦列駐車などをします。

採点方法は減点方式で、最初は100点で、そこから誤った運転操作があれば、点数が減らされていきます。

合格点は70点で、途中で70点になるとその瞬間に試験は中止です。

合格率

中型免許の合格率は90%をこえるとされています。
  
準備を怠らなければ、それほど難易度は高くはありません。
  
不合格の方の多くは緊張してしまい、本来あるはずの実力が出し切れないことがほとんどです。

中型トラックドライバーの年収

大・中・小様々あるトラックドライバーの平均年収はおよそ393万円となっており、平均給料はおよそ25万円~30万円です。

トラックドライバーと言っても、トラックの大きさや走行距離次第で給料が変わり、中型トラックでは平均年収はおよそ450~550万円となっています。

長距離トラックドライバーでは400万円~750万円、大型トラックドライバーでは450万円~650万円ですが、中型トラック運転手の仕事内容は大型・長距離より負担が軽くなっています。

大型トラックドライバーと比べた時のメリット

中型トラック運転手のメリットは大きく2つあります。

まず、車中泊がなく、当日に帰宅ができます。大型では長距離走行が大半ですが、中型では県内もしくは近くの県までが主だからです。

また、完全週休2日が挙げられます。

大型トラックは、長距離移動をするので、数日帰れない場合があり、完全週休2日でないケースがあります。

ちなみに、小型の場合も中型と同じく当日に帰宅ができ完全週休2日ですが、年収がおよそ300万円ほどと比較的収入が低いので、中型トラック運転手にも利点はあります。

大型免許や小型免許(2t3t)ついては別で詳しく解説しているので是非見てみてください!

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