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トラック運転手は、仕事のほとんどが運転ですので、必然的にトラックの車内にいる時間が長いです。
そんな長時間いる車内の環境が良くないと仕事のみならず健康面にも支障が出てしまいかねません。
そこで今回は、トラック運転手がトラックの車内で快適に過ごすための方法・グッズから、違法にならない休憩の場所までを徹底的に解説していきます!
トラックドライバーの一日の仕事
ひとくちにトラック運転手の仕事と言っても、その種類はさまざまあります。
残業などなく、しかも一般的に正しい生活リズムで仕事をおこなっているトラック運転手もいる一方で、そうではないトラック運転手もいます。
長距離配送のトラック運転手は、その配送距離が原因で当日に仕事が終わらず、何日も帰宅できないこともあります。
さらに、長距離でなく短距離・中距離の配送においても、深夜配送が割り当てられれば、生活リズムがずれることもあります。
トラックの車内はどこで休めるのか?
トラック運転手が車内で休憩をするときは、基本的にはトラックの寝台を使うことが多いです。
トラック運転手は、基本的に座りっぱなしで長時間仕事をおこなうので疲労が溜まりやすく、集中力が散漫になったりして、事故に繋がりやすい環境にあると言えるでしょう。
事故を未然に防ぐためにも、仕事の疲労をできる限り取ることは非常に大切です。
トラック運転手の休む場所と時間
そんなトラック運転手ですが、いつ・どこで休憩を取ってよいのでしょうか?
守るべきところを守らないと、法律に触れてしまうこともあるので、十分に気をつけましょう。
休憩の時間について
厚労省の「トラック運転者の労働時間等の改善基準のポイント」を参照して、トラック運転手の労働・休憩・休息時間などについて説明していきたいと思います。
拘束時間とは、始業から終業までの労働時間と休憩時間(仮眠を含む)との合計時間(16時間が上限)のことで、休息時間とは、勤務とその次の勤務との間の時間(8時間が下限)のことです。
また連続運転時間についてですが、これは4時間までとされています。違法にならないためには、この4時間以内、または4時間経過直後に、必ず30分以上の休憩などを取らなくてはなりません。
ただし、30分以上の休憩は一度に取らなければいけない訳ではなく、少なくとも1回の休憩で10分以上休憩を取れば、分割も可能となっています。
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休憩の場所について
仮眠は、トラック運転手の疲労を和らげることで、結果的に事故の数を減らすことに繋がる重要なものですが、トラックを置く場所に問題がある場合には違法となってしまいかねません。
主にポイントとなってくるのは、道路標識を見逃してしまうことではなく、道路交通法の「駐車」と「停車」との違いです。
ざっくりですが、「駐車」は継続的に停止することで、「停車」は一時的な停止ですぐに車両を運転できることです。
これを踏まえると、トラック運転手が休憩のときに違法となってしまうのは、駐車禁止の所で、トラックを「停車」でなくすぐに運転ができない「駐車」をしてしまうことが挙げられます。
トラックで快適に車中泊を行うための方法
トラック運転手に休憩が不可欠なのはわかりましたが、ではどのように快適に過ごしていくのでしょうか?
足を伸ばしながら横向きになって寝る
長い時間ずっと同じ姿勢をキープしていると、エコノミークラス症候群になってしまう可能性があります。この病気は、死に至るケースもあるので十分に気を付ける必要があります。
場所が狭くても、なんとかして血流が滞らないように、足を伸ばしつつ横になって寝ましょう。
エンジンを止める
トラックは外気の影響をもろに受けてしまうので、冷暖房のためにエンジンを止めないでかけっぱなしにすることは多いです。
しかし、アイドリング中に冷暖房をつけていることでバッテリーが上がってしまい、結果的にエンジンに問題が発生してしまうことがあります。
さらには、エンジン音で近隣だけでなく、自身にも迷惑をかけてしまう場合もあるので、エンジンは切っておくのが良いでしょう。
最近は、エンジンをかけなくてもつけられる冷暖房もあるので、そちらがおすすめです。
窓を少しだけ開ける
窓などを完全に閉めて、外と仲の空気が入れ替わらない状態はあまりよくないです。空気が悪くなり、息がしにくくなってしまうからです。
寝ている間に呼吸がしやすくなるように、窓などはなるべく開けて空気が循環するようにしましょう。
ただ窓を全開にしてしまうと、車両内のものが盗まれてしまうなどの問題が発生してしまう可能性があるので、開ける幅は少しにしましょう。
快適に休憩するための便利グッズ
トラックの車内を快適にするには、道具を利用する手もあります。ひとつづつ見ていきましょう。
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エアサスシート
エアサスシートとは、特に大型トラックに備わっていて、使用すると運転席に伝わる運転の振動が限りなく小さくなるというものです。
長距離配送が多くなっている大型トラック運転手には不可欠となっています。
蓄冷式クーラー
蓄冷式クーラーとは、アイドリングストップしていても稼働できるクーラーのことです。
仕組みとしては、走行中にこの機会を冷やすことで蓄えた冷気を、アイドリングストップしたときに使うというものとなっています。
アイドリングストップは、環境問題の観点からも、騒音の観点からも求められているので、この蓄冷式クーラーはよく使われています。
目覚まし時計
トラック運転手に不可欠な仮眠の際に、必ず気を付けなければいけないことは寝坊です。配送の時間を厳守しなければならないトラック運転手に寝坊は厳禁です。
スマホなどのアラーム機能だけで起きられる方は問題ないですが、それだけでは不安な方もいると思います。そんな場合には、目覚まし時計が有効でしょう。
さらには、そもそも充電の問題で形態のアラームが鳴らないときに備えて、目覚まし時計をセットする方もいます。
携帯用トイレ
長距離配送で起こる問題の一つに、トイレ問題があります。
渋滞に捕まってサービスエリアなどのトイレに行けなかったり、トラックを停めるところがそもそもなくてトイレに行けなかったりと、その理由はさまざまです。
そこで携帯トイレを持ち運んでいれば、最悪の事態を免れることができるでしょう。
ベバストエアヒーター
「べバスト」とはドイツの企業のことです。これは、先ほど紹介した蓄冷式クーラーと似たようなもので、アイドリングストップしていても稼働できるヒーターです。
寒い地域への配送や寒い時期に車中泊するときには大変有効です。
充電式電気毛布
エンジンを止めて暖房が使えない場合に、この充電式電気毛布は活躍します。一つ上のベバストヒーターよりも、価格が安く導入も楽なので、トラック運転手にはよく使われています。
「充電式」とありますが、この充電は運転中におこなわれるので、トラックを停めて毛布を掛けて仮眠をとる時にはもうホカホカです。
遮光カーテン
深夜配送などをこなして生活リズムが不規則なトラック運転手は、日中に車内で仮眠を取ったりすることもあります。そのときに日が射してしまっては、十分な質の睡眠をとることは難しいです。
そこで遮光カーテンを使うことによって、車内を暗く保つことが可能となるだけでなく、車外から見られることもなくなるので、睡眠の質が上がります。
テレビやラジオ、音楽プレーヤー
長時間の移動をするトラック運転手になくてはならないのが、テレビやラジオ、音楽プレーヤーといった息抜きのための道具でしょう。
ラジオは基本的に元々ついています。テレビについては、小型テレビを買ってくることが多いです。ですが、事故防止のためテレビの使用を禁止している企業もあります。
シートカバー・クッション・布団
トラック運転手は長時間座りながら運転をするので、座るものの質が劣悪だと、疲労が余計溜まってしまったり、身体を痛めてしまうこともあります。
そこで大切となってくるのがシートカバーです。トラックのシートは本体をごっそり取り換えることが難しいので、カバーの部分を取り換えるのです。またカバーではなく、クッションを使うことも有効です。
さらに、車中泊をおこなうにあたって布団などが重要となってきます。季節に応じたものを選ぶことで、トラックの中でも質の高い睡眠をとることが可能となっています。
手袋・ハンドルカバー
運転を快適におこなうためのグッズとして、手袋があります。
手袋を使用することにより、手汗の心配をすることなく、ハンドルの滑りが抑えられます。
また、ハンドルにカバーを取り付けることで、ハンドルに厚みが生まれ、ハンドル操作の負担を軽くできるのです。
電気ポット
長距離配送の場合には、食事はインスタント食品で済ませる人が多いです。そのインスタント食品を作るときに必要なのが電気ポット。
ラーメンやコーヒー、ココアなどが作れれば、寒い時期には温まることができます。
お風呂セット
トラック運転手が身体を洗うときに主に使うのは、コインシャワーでしょう。コインシャワーは時間との戦いとなっているので、どれだけ時間をかけずに済ませるかが重要となっています。
そこで、頭から身体まで一つで洗うことのできる全身シャンプーがおすすめです。