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大通りで見かけることのあるダンプカーですが、扱いに求められる免許には一体どのようなものがあるのでしょうか?
またダンプカーの種類や、ダンプカードライバーの給料などの実態についてもどのようになっているのでしょうか?
今回はそんなダンプカーについて徹底的に解説していきます!
そもそもダンプカーとは?
そもそもダンプカーとは一体どういった車両なのでしょうか?
ざっくり言ってしまえば、荷台を傾けることで土砂やアスファルトなどの積載物を排出する貨物自動車です。
普通のトラックなどとは異なり、荷台が上下に動きます。
積載物ですが基本的には土砂や産業廃棄物となっています。普通のトラックが運ぶような荷物は壊れてしまう可能性があるので運ぶことはまずありません。
ダンプカーの種類
ダンプカーと言ってもその種類はさまざまです。具体的にその種類を見ていきましょう!
土砂禁ダンプ
先ほど紹介したようにダンプカーが主に運ぶものは土砂などですが、この土砂禁ダンプは違います。
この土砂禁ダンプの主な積載物は、ペットボトルや軽いゴミなどです。これらを多く運ぶために、荷台のあおり部分が高くなっています。
土砂禁ダンプですが、土砂はもちろんのことそのほかにもコンクリート類や陶器・ガラスなども積載禁止となっています。
リアダンプ
リアダンプとは、一般的なダンプカーのことです。多くの方がダンプカーと聞いて頭の中にあるのはこのリアダンプでは?
リアダンプの特徴は、荷台の前方を上げることで一気に積載物を排出できることです。
主な運搬物は、土砂や産業廃棄物、木材チップなどとなっています。
このようなメリットがある一方で、荷台が持ち上げられるため高さに制限があるところでは活躍ができないというデメリットもあります。
サイドダンプ
先ほどの「リアダンプ」は荷台の後ろ側から積載物を排出していましたが、このサイドダンプは横側から積載物を排出します。名前の通りで覚えやすくなっています。
荷台が左右に持ち上がるので、リアダンプと比較するとあまり高さを必要としません。
主に道路を整備する現場で活躍しています。
三転ダンプ
「リアダンプ」「サイドダンプ」と紹介してきましたが、三転ダンプはこの2つのダンプの機能が合わさったものです。
つまり、後ろと左右どちらからも積載物を排出できるのです。
このように大きなメリットがある反面、比較的故障しやすく高価であるというデメリットもあります。
ファームダンプ
ファームダンプとは、農園や農場で用いられるダンプのことで、デカ箱とも呼ばれます。
深ダンプの一種で、荷台を囲んでいるあおり部分が高いのが特徴です。
チップダンプ
チップダンプとは、資料や木材チップなどを主に積載します。
ひとつ前の「ファームダンプ」と同じ種類の深ダンプの一種です。
チップは軽くて運搬中に風邪などで飛ばされてしまう可能性があるので、チップダンプでは荷台部分にシートをかぶせています。
重ダンプ
重ダンプは、採掘場などの大規模な現場が活躍の場で、家くらいの大きさがあります。大きいものだと普通のダンプの20台分の重量があるものもあります。
サイズが大きすぎるため行動は走れません。なので部分ごとに現場で組み立てています。
ダンプドライバーになるために求められる免許・資格
それでは続いてダンプカーの扱いに求められる免許について見ていきましょう!
最低限必要な免許
ダンプカーの扱いには、一般的に中型免許が最低限求められることがほとんどです。
中型免許で扱えるダンプカーの規格ですが、車両総重量5t~11t未満・最大積載量3t~6.5t未満となっています。
大型免許であればさらに大きなサイズのダンプカーを扱うことが可能です。車両総重量11t以上・最大積載量6.5t以上となっています。
普通免許でもダンプカーは扱えます。しかし現場で使われるのは普通免許では対応できない規格のダンプカーが多いので、実際には厳しいというのが現実です。
ちなみに普通免許で扱えるダンプカーの規格ですが、車両総重量5t未満・最大積載量3t未満となっています。
ただし免許の取得時期によっては普通免許でも、この規格より大きなダンプカーを扱えます。
平成19年6月の道路交通法改正以前に取得していた場合には、旧型普通免許で車両総重量t7.5未満・最大積載量4.5t未満、さらには旧型中型免許で車両総重量8t未満・最大積載量5t未満となっています。
持っておきたい資格・免許
さらにこれらに加えて持っておきたい免許としては主に3つあります。
「大型特殊免許」は、油圧ショベルなどで公道を走れるようになります。
「車両系建築機械運転技能講習」は、ショベルカーやホイールローダ、ブルドーザーなどが操縦できるようになります。
「不整地運搬車運転技能講習」は、クローラ式不整地運搬車やホイール式不整地運搬車などが操縦できるようになります。
これらのような資格を持っていると、就職や転職に有利になるのでおすすめです!
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ダンプドライバーの一日の仕事の内容・流れ
ダンプカーについてさまざまなことがわかってきたところで、続いてダンプカードライバーの一日の仕事について見ていきましょう!
ダンプカードライバーの一日は、たいてい荷物を積むところから始まります。
この積み込みのときには、荷物を自分で持って運ぶことはないです。ショベルなど機械を使ってダンプカーに積み込みます。
その後土砂などを現場に運んで、積載物を排出していきます。この作業の繰り返しが、ダンプカードライバーの一日となっています。
ダンプカードライバーはきついのか?
ダンプカードライバーはきつい仕事なのでしょうか?
体力的・肉体的にはきつくないといえるでしょう。というのも先ほど説明したように、ダンプカードライバーは身体を酷使することが全くないからです。
積載物の積み込みのときは機械でおこないますし、排出するときもダンプカーを操縦して作業をおこなっていくので、身体に大きく負担がかかることが少ないのです。
なので体力に自信があまりない人でも十分に活躍ができることが多いです!
ただ強いて言うとするならば、待機・拘束時間が長い時につらいと感じてしまうことがあるかもしれません。
単に待っているだけだから楽ではないの?と思うかもしれませんが、待っているだけでもそれが長時間になると話は変わってくることが多いです。
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ダンプドライバーの年収・給料
そんなダンプドライバーですが、年収や給料などはどのようになっているのでしょうか?
企業や地域などによって生まれる差がありますが、平均年収はおよそ240~360万円ほどとなっています。
他のトラックドライバーと比較すると金額が高くはないですが、肉体的作業がほとんどないのでその分少なくなっていると考えられます。
またダンプカーに特有なのですが、「雨休み」というものがあります。
ダンプカーの車体やボディについている汚れが道を汚してしまうことを考慮して、運搬ができなくなるのです。
つまり、自分が出勤したくても出勤できない場合があるので、その分給料が減ってしまうことに繋がるので事前に知っておきましょう。
ダンプドライバーのメリット
ダンプカードライバーのメリットを見ていきましょう。
人間関係で困ることが少ない
ダンプカー運転手の仕事は基本的に一人でおこなうことが多いです。
つまり、他の人と関わることがほとんどないので、嫌な人間関係を避けることができます。
肉体的負担が少ない
先ほども紹介したようにダンプカードライバーは身体的につらいことが少ないです。
仕事のほとんどが人の手によってではなく機械によっておこなわれるので、身体的に楽に仕事ができます。
ダンプドライバーのデメリット
一方のデメリットですが、収入があまり高くないことが挙げられます。
がっつり稼ぎたいという人にはあまりオススメできないかもしれません。
まとめ
今回はダンプカーについて、その種類や求められている免許からダンプカードライバーの給料や収入までさまざまなことを紹介してきました!
ダンプカードライバーは、扱える車両のサイズが大きくなればなるほど収入が増えていきます。
特に大型免許を持っていれば仕事の幅が広がり給料の増え幅が大きいです。
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