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トラックの横乗りという言葉を聞いたことがあるでしょうか?
横乗りとは、先輩トラックドライバーの横、つまり助手席に座ることです。
その目的は一体何なのか??その仕事内容などを徹底的に解説していきます!
そもそも横乗りとは?運転手からしたらうざいのか
そもそも横乗りとは、主に入社したての新人教育に車両の助手席に乗ってもらい、その企業の業務や仕事でよく使うコース・荷物などを身体に染みつけてもらうために行われる研修のことです。
運送業界に就職してから、すぐにトラックの運転をバリバリこなせるというわけではありません。
最初は、まずこのトラックの横乗りから始めるのです。先輩の運転や業務内容などを見学しつつ、補助として少し働いたりもします。
このようなトラックの横乗りですが、隣に座られる方の身としては、鬱陶しかったり、気まずい場合もあります。
特に長距離配送などの場合には、言葉の通り長時間仕事をします。つまり、その分新人と一緒にいなければならないので、新人の性格が先輩と合うものでないと、正直しんどいところがあるそうです。
横乗りの時の仕事内容
それでは横乗りではどのような仕事をおこなっていくのでしょうか?ひとつずつ見ていきましょう!
トラックの運転技術を見て学ぶ
一人前のトラックドライバーになるための第一歩として、新人がまずできるようにならなければいけないものはトラックの運転です。
当たり前のように感じられますが、トラックの運転が初めての場合や扱うトラックのサイズが今までのものよりも大きい場合には、ドライビングテクニックを磨いていかなければなりません。
そのために、トラックの横乗りで先輩の運転を見つつ、トラックの運転を自分でもできるようにしていきましょう。
道を覚える
また、道を覚えることも横乗りの目的の一つです。
地場配送の場合のみならず、中距離配送、長距離配送の場合でも届け先や荷主までのルートを覚えることは重要になっています。
また、個人向けに荷物を配送する機会もあるので、その日の届け先によって配送する順番を考えてルートを決定していくこともあります。
というのも、トラックドライバーは決められた時間の中で、決められた数・量の荷物を配送しなくてはならないからです。
確かにカーナビやグーグルマップなど便利なものもありますが、ずっとそれらをつきっきりで見ていると、不注意で事故に繋がる可能性もあります。
トラックの運転に少しずつ慣れる
横乗りに少しづつ慣れてきたら、先輩に助手席に乗ってもらい、自分の運転を見てもらえるようになります。
先輩の横乗りを見ているだけでも運転が上手くなることは確かですが、最終的にはトラックの運転は自分で行うので、自分で運転をして慣れていくのが一番です。
積み下ろしについて学ぶ
トラック運転手に必要なことは運転だけではありません。運ぶ荷物の扱いも覚えなければなりません。
下手に積んでしまうと、荷物が壊れてしまったり、作業効率が落ちてしまうなどのことが起きてしまいます。
運ぶ荷物の数や内容物は、会社によってさまざまでなので、先輩の積み方などを参考にしていきましょう。
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お客様への対応方法を学ぶ
これまで、トラックの運転・積荷などを見てきましたが、実は仕事はこれだけではありません。
確かに運転の際などには、一人の時間が多いのですが、倉庫・配送先などでお相手の方とコミュニケーションをとることがあります。
そのときに、失礼のないような接し方ができるかなどが求められます。
訓練としての横乗りの期間
このように横乗りは、一人前のトラックドライバーになるためには必要なことですが、その期間はどのくらいなのでしょうか?場合によって異なるので各々見ていきましょう!
これまでの経験によって違う
これまでにどのくらい運送業に携わってきたかでまず変わってきます。
これまでに運送業の経験があるなど、場合によっては1週間で横乗りの期間を終えることができます。
一方で全く経験がない場合には、最低でも1カ月は横乗りをしていかなければなりません。そのうえで、一人前のドライバーとして扱ってもらえるようになるには、数カ月が必要となってきます。
トラックのサイズによって違う
さらに、扱う車両のサイズによっても横乗りの期間は変わってきます。
一般的にトラックの扱いの難易度は、その車両のサイズが大きくなればなるほど難しくなっています。
なので、小型トラックの場合には、運転は普通自動車と大きな違いはないので横乗りの期間は短いです。
一方大型トラックになってくると、普通自動車と全く異なるので、その分横乗りの期間は長くなってきます。
横乗りのバイトについて
トラックの横乗りをするのは、一人前のトラック運転手を目指している人に限った話ではありません。
トラック運転手がひとりで荷積み・荷下ろしをおこなっていては、予定の時間に間に合わないということがあります。
そんなときに、そのトラック運転手のヘルプ・補助としてバイトが募集され横乗りを行うのです。
この場合には長距離配送はめったになく、ほとんどが地場配送や中距離配送となっています。
また、運転免許などの資格が必要ないので、高校生などでもできる仕事となっています。
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女性でも横乗りで活躍できる
以上を踏まえると、女性トラックドライバーでもトラックの横乗りで活躍が可能となっています。
というのも、荷積み・荷下ろしは一見力仕事で筋力などが求められるように思えます。たしかに、筋肉や体力はあるに越したことはありませんが、扱う荷物によっては手積みでも可能な範囲であったり、パレット積みなどができます。
なので、筋力などがあまりなくとも大して問題にはならないのです。
横乗りの給料・年収
横乗りでもらえる給料は、手当は付かず、まだ一人前になる前なので、他の先輩などの基本給よりかは少なくなっています。
バイトの場合には、時給1000円ほどが相場となっています。
横乗りをしている最中に気を付けるべき注意点・つらいこと
先輩の仕事を見学できる横乗りですが、その最中に気を付けることややってはいけないことなどがあります。ひとつづつ見ていきましょう。
睡眠
トラックの横乗りは、前提として新人が先輩の業務を見せてもらっている、教えてもらっているということがあります。
なので、そこで睡眠などしてしまっては、せっかく自分のために同乗してくれている先輩に対して無礼に当たります。
さらに、横乗りのときも、当たり前ですが勤務中なので、そういう意味でも睡眠はやってはいけません。
指示に従わない
当たり前に感じる方もいるとは思いますが、意外と忘れがちなことです。
普通に支持に背く場合ももちろんありますが、ときにはやる気・熱意を見せようするあまり、先輩たちに確認を取らずに作業をやってしまい、結果として指示を守らなかったとみなされてしまうこともあります。
確かに、やる気はなければトラック運転手は務まらないので、非常に重要なことではありますが、やる前には先輩に一言確認を取るなどしましょう。
まとめ
今回は、トラックの横乗りについて解説していきました。
これからトラックドライバーとして頑張ろうと奮起している方は、その熱意がから回らずしっかりと仕事に生かせるようになってほしいと切に願っています。